Peruvian Food

今、ペルー料理がアツイ!世界の美食家たちも大注目!

みなさん、ペルー料理を食べたことありますか?南アメリカの太平洋側に位置し、インカ以前から、16世紀までインカ帝国が栄えていたペルー。世界遺産のマチュピチュやナスカの地上絵、ペルーはそれだけではございません。
ジャガイモ、トウモロコシ、トウガラシ…ペルー料理はどのような食材を使っているのでしょうか!?
実は、2014年に”世界で最も美食を楽しめる国“(World’s Leading Culinary Destination)部門でワールド・トラベル・アワード(WTA)の最優秀賞を獲得し、世界中のプロフェッショナルのシェフや美食家に絶賛されています。
ペルー料理を食べたい!というブームが今世界中で起こっており、2008年以降から毎年9月上旬に首都リマで開催されるペルーの食の祭典”Mistura”という大規模イベントを目玉にした旅行ツアーが予約殺到なんだとか。

なぜこのように今ペルー料理は注目を浴びているのか? とにかく、料理のバラエティが豊かなんです。

おすすめの料理紹介

ここで海外の人に人気のメニューを紹介しましょう。
いつもと違うものを食べてみたいな〜、と思っているあなた。 ペルー料理はいかがでしょうか?

セビーチェ

新鮮な生魚のマリネ料理です。よく使われるのはタコ・ホタテ・タイなどで、揚げたアワビや魚も一緒に食べます。 ピリ辛でビールのおつまみとしてもGOOD◎

ロモサルタード

ペルーの庶民料理の定番の1つです。牛肉とフライドポテトと玉ねぎとトマトの炒め物です。トマトが入って、味付けに醤油が入るので、美味しさがぐっと増しています。これはペルーに移住した中国人の影響でつくられた、文化混交の一品です。もともと19世紀中ごろにペルーに移住してきた中国人の影響が大きく、ペルーの料理の分類の中では中華料理を指すチファ料理(Chifa)に位置付けられています。 日本でいう牛肉と野菜炒めのような料理なので、日本人の舌にとても合います。

ソパ・デ・ガジーナ

鶏ガラスープ。ラーメンのように見えますが、スパゲッティを使っております。 レモンを絞って食べるのが一般的です。

パパ・ラ・ワンカイーナ

フレッシュチーズとアヒ・アマリージョ(橙色のトウガラシ)の濃厚なソースを、茹でたジャガイモにたっぷりかけて頂く「パパ・ア・ラ・ワンカイーナ( ジャガイモのワンカヨ風ソースがけ)」。
ほくほくとしたジャガイモと滑らかなチーズソースが口の中で絡み合い、見事なハーモニーを奏でてくれる一品です。
ちなみにワンカヨとは、ペルー有数の穀倉地帯マンタロ渓谷に位置する町の名前。ワンカヨ出身の女性が作ったとか、この町で食材を買い付けた人が豊潤なマンタロ渓谷を称賛して名付けたとか諸説あります。

アロス・コン・ポジョ

ペルー風の鶏肉炊き込みご飯。 アロス(Arroz)はお米、ポーヨ(ポージョ)(Pollo)は鶏肉、コン(con)は英語のwithと同じで一緒にという意味。
スペイン、カリブ海、南米を中心に共通してあるポピュラーな料理ですが、各国によって味付けは多少違います。 ペルー版は特徴があり香辛料たっぷり!パクチーたっぷり!で緑色!!

セコ・デ・カルネ

大きなお肉とパクチーの香りが食欲を刺激するセコデカルネ
パクチーで味付けされたほろっと崩れるお肉は、ご飯にぴったり。野菜もたっぷりで、満腹感のある一皿です。

アロス コン レチェ

ペルーの子供達のお誕生日会に絶対出てくるおやつ、アロス コン レチェ。
中東からイベリア半島を通ってスペインに伝わり、スペインからヨーロッパと南米に広まったおやつです。 各国それぞれ作り方が多少異なります。

チチャ・モラーダ

チチャ・モラーダは、紫とうもろこしのジュースです。
抗酸化作用があるといわれるアントシアニンを豊富に含んだ、濃い濃い紫色をしたトウモロコシを使います。レストランによって、また家庭によって味が微妙に違うのですが、しっかり時間をかけて作ったチチャ・モラーダはとてもおいしいです。

インカコーラ

ペルーの首都リマ市の建設400年を記念して1935年に発売され、アメリカ合衆国ではゴールデンコーラの名称で、カナダドライが製造しています。 黄色のコーラで、甘味が強く炭酸はあまり強く、ペルーの飲料で、コカ・コーラをおさえてペルー国内シェア1位のコーラです。